業務案内
型枠解体とはどんな仕事か
大規模な建物を建てる時に使われるコンクリートの柱や梁は、木材等で作られた型枠と呼ばれる入れ物を作ってから、コンクリートが流し込まれます。
コンクリートが乾いた後に型枠を取り外して回収し、屋外に搬出するまでの作業を「型枠解体」と言います。当社はこの型枠解体を専門に行っています。
型枠解体は型枠工程の最後という事もあって、迅速に型枠を取り外す事を要求されます。
転用と呼ばれる部材の再利用を考慮した丁寧な作業を行うと同時に、スムーズな搬出を考慮した手順で作業を進めています。
速さと同時に要求されるのが正確性ときめ細かな配慮です。特に固まっているコンクリートを傷つけないようにしながら、細心の注意を払って作業を行っています。
作業の大まかな流れ
ステップ1. 作業前のミーティング
ここが一番大事です。「段取り八分、仕上げ二分」と言いますが、段取りがきちんと行われれば、作業は自然とスムーズに進められます。
ステップ2. 機材・資材・設備等の点検
高所で重量物を扱う為、使用される道具類は入念なチェックが必要です。安心して作業に専念出来る環境を整えます。
ステップ3. 作業員の作業前確認
安全帯等作業安全に関わる部分のチェックと、適切な人的配置(ベテラン職人と経験が浅い職人を組み合わせる等)によって万全の体制で作業に望める体制を準備します。
ステップ4. 実作業
柱・壁・梁側の解体
ステップ5. 実作業
梁底・床板型枠の解体
いずれも事前に十分にミーティングを行って、職人全員が作業手順と作業内容を把握した後に実作業に取り組んでいます。
作業は「安全第一」を合言葉に、常に最優先に考えながら行っています。「怪我と弁当は自分持ち」と言われていますが、現代の作業に於いて怪我は自分だけでなく施主様に迷惑をかけてしまうので、絶対に避けなければなりません。安全に作業を終えるのも職人のプライドの1つです。
ステップ6. 片付け
作業の締めくくりは片付けです。「立つ鳥跡を濁さず」の精神で、仕上げ作業を行う職人が気持ちよく仕事を行えるよう丁寧に掃除・片付けを行います。
以上のようになっています。繰り返しますが、何がなくても 「安全第一」 どんなに優れた内容の仕事をしても、怪我が発生するようでは全てが帳消しになってしまいます。当社は作業安全を最優先に、速さと正確さを追求した作業に日々挑戦しています。
常に「安全第一」正しい知識と安全意識で無事故無災害に挑戦しています
型枠解体の作業現場は高所が多い為、作業時の安全管理は徹底して行っています。作業時はもちろんの事、朝礼・終礼や定期安全ミーティング等を通じて「安全第一」に関する意識を全社員で共有しています。
その他、各種の特別講師養成講座に積極的に参加する等、現場作業に必要な知識・安全に関する知識を深めています。